珍しい議論の流れがありました

継続審査の動議→継続審査に対する賛否同数(3対3)→委員長裁決で動議否決→原案否決(陳情不採択)という珍しい流れが、昨日の総務教育常任委員会でありました。
案件としては下記の陳情に関してです。
受理番号第7号 常総運動公園から守谷サービスエリア周辺地域の土地利活用に関する陳情

陳情の趣旨としては、守谷サービスエリア付近の開発を進めてほしいということですが、少し漠然とした内容のように感じました。
土地活用の方向性としても商業地なのか、工業施設なのか、それとも宅地なのか、さまざまな方向性が考えられると思いますが、少なくとも陳情文章からは具体的なところは良くわかりません。
行政サイドとしても、守谷サービスエリアにおけるスマートインターの設置、つくばエクスプレス高架下都市軸道路の千葉県側への延長などが可能となれば、ポテンシャルの大きな地域であるとは認識しているようですが、具体的な開発プラン等はまだありません。
 
個人的には、やはりポテンシャルのある場所とは思いますので、何かしらの形で新たな開発が進められてもよいとは感じますが、それにしても地域の方々の同意があることが大前提です。
今回の陳情を出された方々は、当然に開発等に賛成の立場なわけですが、聞くところによると、異なる意見の方がもいらっしゃるようで、議会としては異なる意見も聞く必要があると感じます。
具体的な計画もなく不透明な中で、かつ一方の意見だけを受け止めて採択するのは不適切のように感じ、私としては継続審査に賛成、陳情採択に反対という立場をとりました。
 
 
 

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