音楽ホール新設を求める陳情について

本日は総務教育常任委員会が開催されました。

多くの案件がありますが、議論された中から音楽ホール新設に関する陳情について紹介します。
陳情の文章は下記の通りですが、中央公民館の改修ではなく、音楽ホールを新設してほしいという内容です。
受理番号第6号 守谷市中央公民館改修に関する陳情
 
陳情者の方の代表にもご出席頂き、下記の点に関しても明確に確認をさせて頂きました。

・通常の市民ホールではなく、壁や天井の反響等にも専門工事が入った「音楽ホール」を望むこと。

・座席数としては800席以上を望むこと。

・中央公民館の改修や建て替え等ではなく、別の場所への新設を望むこと。

 
結論としては「継続審査」に。私としても継続審査に賛成しました。
仮に新設を目指すとしても場所の選定や予算的なシュミレーションなど執行部との協議が必要です。
また、仮に上記のすべての条件を満たす施設は難しいとして、条件内での優先順位をどのように付けるか。
財政的な負担を納税者としてどのように考えるかなど、陳情者や市民の方々とも意見交換が必要と思われます。
 
個人的に上記の規模の音楽ホールは、守谷市の財政規模からすると、かなりの負担になると感じています。
仮に建設費に関しては補助金や起債で賄えたとしても、数十年単位でランニングコストがかかってきます。
近隣自治体の類似施設等を参考に考えると、施設の規模にもよりますが年間2~3億くらいはかかってくるのではないでしょうか。
 
いずれにせよ建設を目指すとしても数年単位の話になりますし、まちづくり全体にも関わる話ですので、あわてずに議論を進めていくことが必要と感じています。
同時に、無意味に先送りにしてもいけません。期限を区切って結論を出していくことが必要で、担当委員会として今後の議論の進め方に大きな責任があると感じています。

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