音楽ホール新設に関する陳情がきています。

本日から12月定例月議会です。
議題はさまざまありますが、音楽ホールの新設などを求める陳情や要望が2件ほど上がってきております。
うち1件の陳情が私の所属する総務教育常任委員会にて議論が行われる予定です。

守谷市中央公民館改修に関する陳情
平成29年 12月定例月議会 会議日程
先日行われた議会報告会においても、関係の方にご来場の上ご意見を頂いております。
具体的には席数にして800~1000人規模、壁や天井の反響なども設計面で考慮された、コンサートホールを含めた施設を新設してほしいという内容のようです。
守谷市は良くも悪くもハコモノの少ない街で、ホール的なものといえば中央公民館にしかない状況ですが、その中央公民館も建設後30年以上経っておりまして、大規模な修繕が予定されております。

中央公民館大規模改修に向けて工事設計の委託料が議決されました


こういった動きに合わせて、中央公民館のホールに関して修繕だけでなく、新しい機能を持たせた改修まですべきだ、いやいや中央公民館とは別に新しい施設が必要だなど、さまざまな要望や意見が出てきている状況と感じます。
 
守谷市の将来的な人口は7万人程度が上限と推定されていますが、それを前提にして考えると、座席数にして1000人規模の音楽ホールというのは、正直過大であると感じています。
音楽ホールといってもピンからキリまであるようですが、少なくとも建設費で30億以上、ランニングコストで毎年2億以上は出ていくのではないでしょうか。
守谷市の予算規模からするとそのインパクトは大きく、継続的に成り立たせるためには大規模な増税をするか、他のサービスを削るしかありません。
音楽ホールがない街は不便かもしれません。しかし、税金の高い街というのもまた不便です。トータルな議論が必要と感じています。
週明けの委員会にて議論が行われる予定です。

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