http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0603/jjp_130603_0470568444.html
政策に「県外移設」明記=自民沖縄候補
時事通信 6月3日(月)19時47分
参院選沖縄選挙区に自民党公認で出馬する安里政晃氏(45)=写真=は3日、那覇市内で記者会見し選挙戦で訴える基本政策を発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)については、県外移設を求めると明記した。
これは基地、つまり軍事の話ですので、沖縄県だけでなく、日本国全体や諸外国も関係した外交・安全保障の話となるはずですが、この問題に関したニュースなどでは、地元の民意の言及などに終始し、そのような国際的視点が無い場合が多いように感じ、疑問に思います。
米軍基地が集中しているのが、例えば九州のどこかではなく「なぜ沖縄でなければならないか」に関しては、私は台湾防衛のための必要性が大きいのではと考えています。
①武力行使による現状の変更には反対しなければならない(平和主義)。
②中国は台湾が独立宣言した場合には、武力行使を行うと宣言している(アンチ平和主義)。
③よって現実的な抑止力が必要である。(沖縄、つまり近距離でないと奇襲に対応できない)。
平和主義を放棄するわけにはいきません。
我が国の憲法にも記載がありますし、私個人としてもそう思いますし、世論の多くもそうであると信じます。
その前提に立つならば、例えば中国のアンチ平和主義の放棄、軍事力の削減など具体的な変化がない限り、そこを無視した議論は平和のために危険です。
地域の環境のためには、国際平和は無視すると主張するなら賛成はできませんが、まだ理解できます。しかし、そのような意見は聞いたことがありません。
沖縄県民の負担は過大であり、少なくとも負担軽減は必要不可欠だと思います。
しかし、本当の解決を目指していくためには、国際環境も視野に入れた提言、変化をもたらす行動が必要です。
国・地方が一丸となった取り組みを望みます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。