社民党の福島瑞穂党首は2日、朝日新聞のインタビューに応じ、参院選について「憲法を守るための決戦の時だ。国民に『憲法は大事だよね』と思っていただければ社民党は勝つ」と訴えた。そのうえで「選挙後は野党のリベラル勢力の結集が必要だ。社民党がその要になる」と強調した。
一方で福島氏は護憲や脱原発の訴えが党への支持につながっていない現状を認め、「国民にとって最優先ではなかった。参院選では重要性を改めて訴えたい」と語った。参院選の獲得議席目標は改選の2議席以上と表明。達成できなかった場合の自らの進退については「結果は選挙後にちゃんと考える」と明言を避けた。(岡本智)
リベラル勢力の結集が必要で、社民党がその要になるそうですが、リベラルというのは自由主義のことのはずです。
社民党の政策は規制緩和に反対するなど、政府による分配を重視する、大きな政府志向の社会主義的なものであり、自由主義とは対極方向なものです。
これはかつて「革新」等と自称していたものが、ソ連崩壊などの影響でイメージが悪くなったためにリベラルというイメージの良さそうな言葉に置き換えただけに過ぎないものと考えます。
カタカナ外来語にすると本来の意味があいまいになる、日本語の特徴をうまく利用しています。
このような用語の混乱、イメージの先行により投票行動が影響されては重大ですが、もはや今の世論には通用しないと思います。
福島氏は通用すると思っているのでしょうか。
明日からいよいよ参議院選挙が始まります。
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