ワンパターンでないネットワーク

橋下氏、細野グループ「自民に対抗できる軸を」

日本維新の会の橋下共同代表は25日、民主党の細野豪志前幹事長が年内にも新たな議員グループを発足させる方針を決めたことについて、「維新の会、みんなの党など考え方を同じくする人たちとコミュニケーションを取り、一つの集団にまとめていただきたい。巨大自民党に対抗できる新しい軸を作ってもらいたい」と述べ、野党再編の結集軸となることに期待を示した。大阪市役所で記者団に語った。 
(2013年10月25日19時04分  読売新聞)

再編構想は前々からあるようですが、方法論はともかくとして、巨大自民党に対抗できる軸は必ず必要だと思います。
そうでなければ、民意の反映の仕方に偏りが見られ、政治の世界に届かない声も出てきかねません。

よく「しがらみ」という表現がされますが、これはある人が持っている人間関係や組織などとのつながり、ネットワークを悪く見た言い方です。
しかし、仕事をしていけば、必ず人間関係の繋がりはできてきます。
そうでなくては、まっとうな仕事はできません。

悪く見られるべきは、人間関係やネットワークそのものではなく、そのネットワークに偏りがみられ、ワンパターンな場合なのだと思います。
政党によって繋がりのある組織には傾向があり、1つの政党ばかりが大きな力をふるう状況になっては偏りが出て問題です。
加えてそのような状況が続くと、政治家の視点が世論や市民全体ではなく、自分の繋がりのあるネットワークに向けられ、組織そのものを目的化してしまう例もあるように感じます。
それはまさに「しがらみ」と表現するにふさわしい状況です。

複数政党制の意義を発揮できる国会になってほしいと願います。
また、政治の世界は一寸先は闇とよく言われますが、本当にその通りだと最近実感しています。

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コメント

    • rie
    • 2013年 10月 29日

    こんにちはm(_ _)mアメブロって面白い記事書いてる人多いんですね~♪宜しければ、私のブログにもコメント残してもらえると超嬉しいです☆

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