「脱原発」と「脱石油」

兵頭二十八の農業安保論/草思社
¥1,995
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25日の夜9時くらいに注文したら、26日の午前9時くらいには配達されびっくりしました。
恐るべきアマゾン・・・。
日本のきめ細かい配送システムあってのサービスな気がしますが、アメリカ本国でも同様の事ができているんでしょうか。

本を選ぶ際には、その情報の内容や結論などよりも、著者の思考回路、論旨展開のパターンなどで選ぶ傾向があります。
この本の著者の兵頭氏の書き方は、ロジカルで悲観や楽観に偏り過ぎず、かつ国や社会への愛情が根底に感じられるので好きな著者の一人です。

・原発事故が今後も続く可能性よりも、石油が枯渇する可能性の方がリアリティが高い。国民の命を守る事を目的とするなら、「脱原発」に合わせて「脱石油」が真剣に議論されるべきではないか。現代農業は石油なくして成り立たず、石油の枯渇は飢餓に直結する。

・日本の役所は縦割りなので、例えば農林水産省は石油の枯渇リスクを心配してはいけないことになっている。これは国民の方を向いたしくみではない。

・第2次大戦中の日本は餓死者が出なかったが、戦後になってから餓死者が続出した。よく言われるかつての貧しさの真の原因は、戦争ではなく役人による統制経済ではないのか。

諸々刺激され実におもしろい本でした。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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