犬処分また全国最多 飼い主マナー悪く8年連続(茨城新聞)
2012年度の本県の犬の処分頭数が都道府県別で全国最多だったことが23日、NPO法人「地球生物会議ALIVE」(東京都)の全国動物行政アンケートのまとめで分かった。8年連続で全国最多。本県の処分頭数は前年度より157頭減ったが、全国で唯一3千頭超の3177頭で、依然として飼い主のマナーの悪さなどが際立つ結果となった。(以下省略)
茨城県の犬殺処分数は7年連続ワースト1と、これまで議会などでも取り上げてきましたが、8年連続ワースト1になってしまいました。
ある程度予測できたものですが、とても不名誉で残念な結果です。
記事中の地図を見ると、地域別にずいぶん状況が異なるのが見て取れます。
最多の神栖市324頭を筆頭に、鹿行地区や県西地区が全般に多く、県南や県北は比較的少なく見えます。
多い地区は、放し飼いをする家庭が多いなど、住民の感覚の違いが大きな原因と思われますが、ではなぜ、鹿行や県西が放し飼いが多いのか、感覚が違うのかという点に関しては、正直わかりません。
他県での調査でも、地域ごとの状況の違いはありましたが、やはり原因は複合的で特定できないようでした。
いずれにせよ感覚の問題ですので、一朝一夕には解決不能と思われます。
啓発活動を地道に続け、長期的な視野で解決していくしかないと思われますが、茨城県の予算づけを含む、動きの鈍さにはいささか失望する面もあります。
担当課によると「処分頭数“ゼロ”を目指して頑張りたい」との事ですので、今後に期待したいと思います。
また、守谷市としても積極的に動き、県全体をリードするような体制ができるよう働きかけてまいります。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。