駅前市有地の利用方針

本日は総合計画審議会が開催されました。
当審議会は、駅前東口にあります約1.2ヘクタールの市有地の利用方法について、検討を行うものです。
年度頭に議会において、市長にお尋ねしたこともありましたが、基本的にはゼロベースの議論を行う場とのことで、民間への売却も含めて、多様な視点からの議論が行う方針のようです。
本日は、該当地の周辺も含めた歴史的経緯
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茨城県の都市計画などの広域的見地や周辺自治体との公共施設の有無の比較
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守谷市の将来の人口像、売却した場合の金額などの観点からの議論がなされました。
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会議の中でも出ていましたが、委員の意見として、どちらかと言うと高齢の委員からは、ハコモノ建設も含めて夢を語る内容の意見が多く、若手の委員からは、将来の人口減予測に伴うランニングコストを心配する、慎重な意見が多かったような印象もあります。
何かしらの公共施設を建設するとしたら、個人的に決め方の方向性としては、大きく2つの考え方があるように思います。
①市民ニーズよりも経営戦略的なアイデア、夢を重視する。異なる要望を持つ市民の説得や新たな市民ニーズを創造することを視野に入れる。
②審議会としては基本的にはノープラン、市民ニーズの聴取や推定に集中する。
現時点では、審議会の流れとしては②の方向性が強いように感じました。
それならば、市民へのアンケート実施など公聴を行い、集めたデータを基に議論を進める方がベターに思います。現時点で審議会の議論に先立っては行わない方針のようです。
20人前後の委員(とその人間関係)による意見集約で、64000人の市民ニーズを汲み取ったと推定するのは、いささか乱暴に思います。
まだまだ長い期間をかけて行う議論ですので、「議会」としての議論もしっかりできればと思います。
 

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