地方議員のつぶやきその⑰ 「審議会への議員の参加」
守谷市では、多くの審議会や協議会が設置され、公募による市民参加の議論がなされており、中には市議会議員が1名から3名くらい、審議委員として参加している例もあります。
執行部と議会との関係、議会のチェック機能という面から議員の参加に疑問があります。
審議会等での議論の結果は、後に議会が審議する条例案や予算案にも関わってくるものですが、審議会等に議員が少数でも入っていることにより、その決定を「議会」も承認したような外観を与え、後の議会における審議を形骸化させる可能性があります。
当然のことですが、1名から3名による議論と20名(守谷市議会定数)による議論では、議論の多面性や深さが異なります。
合議体による視点の多様性が、議会の存在意義の1つなのですから、それを阻害する可能性のあるもは改めるべきではないかと思います。
すぐには難しいでしょうが、今後検証が必要です。
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