一致結束した「仕分け」結果となりました

本日は、総務常任委員会のメンバーにて事業評価(仕分け)に関する作業を行いました。
以前も触れさせて頂きました守谷市土地開発基金に関して、↓ 会派から集まってきた意見を集約し委員会の意見としてまとめる作業です。
事業評価(仕分け)土地開発基金について

※守谷市土地開発基金とは
【設置】昭和45年9月     【設置根拠】旧自治省の通知
【基金規模】3億5千万円   【目的】道路建設用の土地などの先行取得

 
すべての会派の評価が低く、一律で非常に否定的でした。これほど意見が一致、しかも事業を廃止せよという方向で一致したのは初めてに思います。
●土地の値段が上昇し続けるバブル期などにおいては、先行取得のメリットは大きいが、現在はそのような状況にない。
●実際に道路を建設する時期と、土地を取得する時期には大きなズレがあり、土地価格の下落による含み損を抱えるリスクがある。
●基金を前提にしなければ国からの補助金が得られないという意見もあるが、実際に基金を廃止している自治体もあり代替案はあるのではないか。
●用地が先行取得されたものの、後に道路建設計画が中止予定となった例もあり、抱えた土地の処分や責任の総括をどうするか。
このような問題点が指摘されました。総じてバブル時代の負の遺産のように感じます。
議会としての意見はすんなりまとまりそうですので、廃止せよという方向で案がまとめられ、9月議会において「議決」されることになると思われます。

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