都道府県と政令市のあり方

大阪維新が2勝=都構想再挑戦へ―橋下新党に勢い・ダブル選 時事通信 11月22日(日)20時5分配信

任期満了に伴う大阪府知事と大阪市長のダブル選が22日投開票され、知事選は地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)公認で現職の松井一郎氏(51)が再選、市長選は同会公認の新人で前衆院議員の吉村洋文氏(40)が初当選を確実にした。(以下省略)

 
大阪のダブル選挙ですが、投票終了後5分ほどでダブル当確との事。すさまじい強さです。
期日前投票の調子も良かったようで、最終的な投票率がどれくらいだったのかも気になります。
橋下徹氏の特に最近の言動を見ていると、アンバランスというか、疑問に思うことも多々ありますが、私の好き嫌いはどうでもよいことです。
一方で、政策的な面、二重行政の解消というテーマは個人的に取り組みが必要なことと感じています。
 
以前に動物愛護協議会の視察で横浜市に伺ったことがあります。
横浜市の取り組み自体、素晴らしく勉強になるものだったのですが、視察の最後の方で「神奈川県との連携については如何ですか」と尋ねた時、相手の方がポカンという感じだったのを思い出します。
悪く言うと眼中にないといいますか、県が何をやっているか知らないし、興味も無いのかなという印象を受けました(あくまで私の印象です。担当の方がそう言っていたわけではありません)。
横浜市内には当然県庁もありますし、県の施設も多くあると思うのですが、それらが有機的に連携ができる体制を目指すのが、税金を効率的に使うという観点からは当然の事で、右手が何をやっているか左手が知らないでは、連携など夢のまた夢です。
 
大阪市の細かい課題は私はわかりません。しかし、選挙の結果を見る限りは大阪府と大阪市のあり方に関しては疑問の声が多くあるのでしょう。
また、全国的にも都道府県と政令市のあり方というのは、一度総括がされなければならないのではないかと感じます。
5分でダブル当確ですので、大阪の方々の期待は高いのだろうと思いますが、今後はさまざまな面で、全国的にも重要な試みがなされていくと思われますので、注視していこうと思います。

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