地方議員のつぶやきその⑯ 「国の借金・・・」
財務省は「国の借金」という表現を好みますが、実際は政府の借金という方が正確です。
政府が約1000兆円の債務超過なのは事実ですが、個人や企業も含めた日本全体で見ると、約325兆円の資産超過で、これは23年連続の世界一と同じ財務省から発表されています。↓
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140527/fnc14052709510003-n1.htm
当然のことですが、守るべきは国民の生活であって、政府のバランスシートの見栄えではありません。
財務省などは優先順位を逆に考えているように見えますが、役所=プロフェッショナルが自分の守備範囲内で合理性を追求していけば、そうなるのは、ある意味自然なのかもしれません。
そこで、政治やマスコミが局所的な合理性に惑わされず、国民の生活向上という、全体の大目標を見据えることが重要に思います。
政府は貧乏だけど、国民は金持ちというわが国の現状ですが、少なくとも、これが逆であるよりもずっと良いことです。
また、「誰も借金をしない社会」は「誰の資産も増えない社会」とイコールです。必要なお金は誰かが使わなくてはならないと思います。
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