国の植民地のごとく

<都知事選>小池氏が当確 女性初 

毎日新聞 7月31日(日)20時0分配信
舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選は31日投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)の初当選が確実となった。

 
都知事選、小池氏が瞬殺で当選を決められたそうで驚きました。
17日間という選挙戦は、自身も選挙を経験している身からしますと、恐るべき長さでございまして、ものすごく大変だなと想像します。
仕事を辞めたり、たくさんのお金を使ったり、大きなリスクを背負って立候補した皆さまには、等しく一定の敬意は払われるべきと感じます。
また、各陣営で力を尽くされた関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。
 
私は都民ではありませんので、端から見ているしかなかったわけですが、自治体の選挙なのにすごく国政色の強い選挙だなと感じました。
与党の分裂とか、野党の共闘の効果は如何にといった話は、直接的には都政とは関係ありません。
しかし、第一にはそういった国政政党の枠組みで事態が動き、都政課題の議論、政策等はその次だったように感じます。
地域主権が叫ばれる時代ですし、都政を第一に考える都議会の方も多くいる事と思います。
そんな中で知事選を通じ、東京都という自治体が、さながら国の植民地の如く扱われるさまを見て、仮に私が都議会議員だったらどんな気持ちになるのだろうと考えました。
 
東京都は財政的にも恵まれた最強の自治体ですが、それが故に国との距離が近く、しがらみが強くなってしまうのかもしれません。
むしろ、より小さな自治体の方が、しがらみに囚われずに身動きがしやすく、さまざまな改革を行って本物の改革自治力を培うのに有利なのかもしれません。
そういう意味で大きなチャンスと言えるのではないか。
そんなことを考えました。
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る