本日総務常任委員会の新年度のテーマを検討するに辺り、現行の守谷市に存在する条例等の見直しはどうかいう案が出されました。
つまり、使われていないもの、時代に即していないものがあるのではないか。一度精査をし、ムダなものは省き、また改正するなどした方がよいのではという事です。
ムダな予算という視点では良く議論されますが、ムダな法律・条令という視点はあまり出ない気がします。
しかし、わが国は法治国家ですので、行政は議会で議決された法律や条令を根拠に動いています。
それらが変わらなければ、仕事を変えようがないし、逆に法律や条令が変われば、行政は仕事の内容も変えざるを得ません。
そのような意味で極めて重要なものですが、しばしば行政側と議論する場合、理念や要望的なものを訴えるだけで、法率等の現状に関する議論はなされない事も多いように感じます。
「市民の声」などを盾にして、理念をごり押しするのはとても簡単です。
しかし実現可能性という意味で無理がありますし、何より議員個人の理念がごり押しされては集団合意、すなわち民主主義の理念からも問題です。
守谷市においても条例等は増える一方で、本にするとすごい厚さになっています。
今後も減ることはあまり無いと思いますので、継続的な精査は必要だと思われます。
またそういったことは議会がやらないと誰もやらないでしょう。
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