本日は、インターンの学生さん達や近隣自治体議会の方々など10名ほどで、笠間市にある茨城県動物指導センターに視察に伺いました。
私は数回目の訪問ですが、他の方々は初めての訪問との事でした。
犬や猫の「殺処分」を行う施設でもありますので、特に若い学生さん達にとっては衝撃的な部分もあったようですが、良い意味での刺激となり今後のわが国の動物愛護政策進展への一助となればと願います。
多くの成犬が収容されていますが、人が近づくとしっぽを振りながら寄ってます。
明らかに人慣れしており、ついこの間まで人と暮らしていた事が容易に想像できます。
子犬も多く収容されていますが、県内外のボランティア等の助けもあり、ほとんどが譲渡に回すことができているそうです。
新しい子猫の保護施設やトリミング設備など、数年前より充実した設備も多く見られました。
乳飲み子くらいの子猫も多く収容されていますが、最近では職員の方が総出で自宅に連れて帰ってのミルクボランティアを行い、可能な限り譲渡にまわすようにしているそうです。
私も経験がありますが乳飲み子の世話はかなり大変です。以前にはなかった対応でもあり、本当に職員の方々にはありがたく思います。
殺処分の手段として、以前は炭酸ガスが用いられていましたが、昨年秋より麻酔薬等による安楽死に手法が変えられています。
しかし以前使われていたガス処分機器はまだ残されておりました。
もう使われることはないとはいえ、記憶に留める意味で今後も残してほしいと思います。
最後に殺処分された後の「遺灰」も見せて頂きました。
指導センターにペットの遺棄に来る県民の方は残念ながらまだいますが、最終的には遺灰の様子を見せて、きちんと埋葬もできないことになってしまうかもしれない、それでも手放しますかなど、説得に使うことがあるそうです。
最後は県民、市民の意識だと思います。
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