守谷市立図書館に関する市民アンケートが1月から2月にかけて行われ、結果をまとめたものが、今日の全員協議会で報告されました。
今回のアンケート調査は、図書館の利用者だけを対象にした調査ではありません。
全市民の中からランダムに3000人を抽出して行われたもので、つまりは普段あまり図書館を利用しない人から、図書館がどう見えているかなども確認できる、貴重なアンケート結果です。
4月26日ころから、アンケート結果の詳しい内容が、資料として市の図書館ホームページ等で閲覧できるようになるようです。
3000人を対象に行われ、回答が戻ってきたのは約1100件ほど。
うち43.5%ほどの方は、市営図書館をほとんど利用しない、ないしは一度も利用したことがないとの事でした。
頂いたご意見の中から、特に複数の方から要望が重なっているなど、目立つものをいくつか取り上げますと、
・学習スペース、閲覧スペースの拡大。
・駅や駅付近に貸し出し、返却ができる施設の設置要望。
・駐車スペースの拡充。
・カフェの併設、飲食ができるスペースの設置要望。
などが多く、全般にゆったりと本を読める空間づくりを重視してほしいといった趣旨の要望が多いように感じました。
一方で、レファレンスサービスの充実や、研究個室の充実、社会教育施設のあり方の強化など、そういった方向のご意見は、ありましたが数としては少ないなというのが私の印象です。
先月の一般質問でも取り上げさせて頂きましたが、指定管理者制度を見直すのか、継続するのか、決断が迫られている時期でもあります。
今回のアンケート結果を見る限りは、どちらかというと指定管理者、つまりは民間企業が得意とするサービスの方向性が、市民ニーズと一致している方向なのかなと私としては感じるところです。
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