昨日に引き続き、総務常任委員会の視察で鴨川市へ。
鴨川市におけるコミュニティバスの現状、設計の経緯や今後のデマンド型交通の検討などについて勉強をさせて頂きました。
興味深いのは公共交通の運用コストですが、鴨川市の場合の負担総額は3000万円前後、守谷市の約3分の1。
また、乗客一人を運ぶのかかる市負担額でみると700円~800円くらいと、これは守谷市と同じくらいです。つまりバスの台数や便数が守谷市より少なくなっているのが大きな違いと思われます。
とはいえ、定期運航路線型のバスですが、一部区間をデマンド型つまり予約制にして抱える運転手の数を減らすなど、コストダウンの細かい工夫を積み重ねておりました。守谷市においても参考になると感じます。
昨日伺ったいすみ市も鴨川市も、財政力指数は0.5前後、高齢化率も非常に高いとのこと。
植生は南国仕様で、町並みはのんびりした感じでしたが、その背後に厳しさ、必死さ、なりふり構わない工夫や努力などを感じられる視察でした。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。