本日は、総務常任委員会の研修視察で、千葉県いすみ市にお伺いしました。
総務常任委員会の研究テーマの一つとして、モコバス運営経費の圧縮が挙げられていますので、参考にすべく勉強させて頂きました。
いすみ市は、民間事業者による路線バス等がすべて撤退した中、路線バスやデマンド交通などを組み合わせて、市民の足を確保しています。
●基本的にデマンド型交通は経費圧縮に有効と思われる。ざっと計算してみても、現在9000万円ほどかかっているモコバスの経費を5,6000万円ほどにできる可能性がある。
●デマンド型は毎回予約が必要な点、利用人数によって出発時間がずれる点から通勤・通学支援としては不向き。
●例えば通勤通学支援と高齢者の足の確保とは全く異なるニーズであり、ニーズを満たす手段も分けて考えるべき。
いすみ市は、面積が守谷市の約3倍あり、また財政力指数も0.5以下という状況の中で、大きな危機感をもちながら創意工夫を行っている様子が見られました。
地方の必死さが生む創意工夫こそが、地域主権の源泉と感じます。
明日も同じテーマで鴨川市にお伺いする予定です。
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