兵庫県南あわじ市議会の皆様にご来庁頂き、視察対応に参加させて頂きました。
内容としてはいわゆる事業仕分け「議会による事務事業評価」に関してです。視察先にわが市議会を選んで頂きまして大変ありがたく思います。
今回もと言っては何ですが、事業評価結果に関して、なぜ全会一致での議決ができるのかという趣旨のご質問を頂きました。実はよく頂く質問でもあります。
ただ意見を言うだけでなく「議決」をすること。並びに全会一致の議決とすることは、まさに本制度のキモです。
そして、わが市においても、通常の決算関連議案等の審査に関しては、まず全会一致となることはないのも事実です。
改めて、なぜ全会一致ができるのかと問われれば、考えさせられます。
要するに、議会内での意見対立も重要です。しかし、時には対執行部という意味で「チーム議会」としての働きを発揮する場面も必要だ。
そうでなくては、二元代表制の一翼としての意義がなくなるという問題意識を、当初から共有していたからだとしか答えようがありませんでした。
実際にそのように回答させて頂きましたが、ご納得頂けなかったかもしれません。
改めて感じますが、各自治体議会が持っている文化は本当にさまざまです。だからこそ良い、価値があるとも言えます。
多くの積み重ね、議論の結果があってのことですが、私たち守谷市議会の文化の現在はこうであっても、将来的にどうなるかはわからないなと改めて感じます。
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