「ミス」と「故意」

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大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、中学の校長が14日午後に行った記者会見での主なやり取りは次の通り。
――男子生徒がいじめを受けていたという認識は。
 校長「(5日は)いじめという通報で始まったので、確認しているはず。ただ、(男子生徒と同級生に)確認したら、双方が手を出したけんかということだった。その段階で、いじめだという確実な認識はなかった」
 ――いじめがあったと全く疑わなかったのか。
 校長「疑っていなかったというより、気付いていなかった。認識がなかった」
 ――協議で、いじめという言葉は出なかったのか。
 校長「もちろん出ている。本人たちから事実確認して、『これはけんかだ』という話になった」
 ――いじめの可能性を切り捨てたのではないか。
 校長「切り捨てていない。捨てていたら調査しない」
 ――自殺当日、校長は記者会見で「いじめはなかった」と断定した。なぜか。
 校長「断定していない。いじめがあったとも、なかったともわからない、調査したいと(言った)」
 ――10月5日のトラブルは市教委に報告したのか。
 校長「その時点では報告していない。指導の不十分さ、判断の甘さがあったと言わざるを得ない」
 ――けんかがあり、いじめの可能性を疑わなかったことについてどう思うか。
 校長「生徒からもっと聞き取り、早期に調査すれば迅速な対応ができた。通報があったのに本人から事情を聞かず、それまでの情報で判断してしまった」
(2012年7月15日 読売新聞)
事前の調査に不十分な点があったのは事実のようです。
校長先生の内心はわかりませんが、本当に問題を認識していなかった、いじめだと思っていなかったのかもしれません。
そういった調査の不十分さは大きな問題です。ただちに改めなくてはなりません。
しかしながらミスは誰にもあるとも言えます。
一方で教育長をはじめ、市の教育委員会サイドの「いじめと自殺の因果関係については判断できない」という主張は、まったくもって「ミス」だとは言えません。
いじめがあった事実はその時には、認識しており当人が苦しんでいたという証言も多数あります。
にもかかわらず、因果関係を否定するかの如き発言は明らかに「故意」だと感じます。

どんな問題でも100%の因果関係を証明するのは困難です。
ましてや本人は死亡しており、反論できないわけです。
そこにある意味付け込んで、部分的にでも責任逃れができると思ったのでしょうか。
「ミス」と「故意」では全く重みが違います。
過失致死と計画殺人が全く異なるのと同じです。

明確な故意性がある教育委員会の体質は極めて問題であり、
異動も含めた抜本的な改革が必要と考えます。

本事件は他市の話ですが、身近なところで同種の間違いが生じる可能性はないか。
忘れずに注意し続けることが必要です。
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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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