いじめをなくすには

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201208290374.html


「気持ちを話せる雰囲気づくりを」茨城県教委

茨城県教委は28日、小中学校の校長を対象に、いじめ問題に対する緊急会議をつくば市で開いた。県内の市町村立小・中学校の校長ら計850人が出席。県スクールカウンセラーの村上めぐみさんが講演し、「いじめなど緊急時は、生徒や児童の安心と安全を確保し、自分の気持ちを話せるような雰囲気を作ってほしい」と訴えた。

 いじめの早期認知や解決について、村上さんは「教科担任、養護教諭、事務や給食の職員、いろんな人がつながって、子どもと関係性をつくってみんなで見守ることが大切」と話した。

 常陸太田市で中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、小野寺俊県教育長は「自殺の連鎖を防がないといけない。新学期がまもなく始まるが、いつもよりもきめ細かく丁寧に子どもたちを観察し、危ないサインがあれば早い対応をお願いしたい」と話した。

 県教委は、いじめの兆候の早期発見に結びつく20項目に及ぶチェックリストを作成。この日、県内の市町村教委に配布し、全教員に渡し現場で生かすという。

いじめの発生件数ではなくて、認知件数に変更されるなど、認識への深刻化が見られます。
県でも認知件数の増加を、学校や担任の低評価につなげないようにする動きがあるようです。

いじめの定義として「子どもが一定の人間関係のある者から、心理的・物理的攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」だそうです。具体的には、

・冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる。
・仲間はずれ、集団による無視をされる。
・パソコンや携帯電話等で、誹謗中傷や嫌なことをされる。

などですが、これらは子供の世界だけでなく、大人の世界でも頻発していることだと感じます。
恐らくニュース等で代々的に報道されることが少ないだけで、パワハラなどによる自殺者もたくさん出ている可能性もあると思います。
被害者も大人だということで、自己責任が強調されるのかもしれませんが、大人が撲滅できないことで、子供に説教ができるはずがありません。

身近な所からの積み重ねが社会を形づくっているのだと信じます。
仕事の同僚、友達、家族など身近な人間の心を大事にできない人間に、街や社会といった大きなものを変革する事はできませんし、そのような人間が例えば子供のいじめ撲滅などを唱えてもしらけるだけでしょう。
それに子供というのは、以外と冷静に建前だけの大人をきちんと見ていると思います。

社会を変えたければまずは己をかえる必要があるのでしょう。

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コメント

  1. どうも、競馬ブログやってるピライと申します!ブログ読みました!良かったら僕のブログにも遊びに来てください☆

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