ゆるキャラ戦略

「くまモン、式典では礼儀を」 熊本県議からカミナリ

朝日新聞2012年9月28日(金)11:18

 全国的にも人気の熊本県のキャラクターくまモンが、27日の県議会で「行事でのマナーに問題がある」とのおしかりを受けた。

 この日の特別委員会で自民の山本秀久議員は、くまモンが県のPRキャラクターとして成長していることに理解を示す一方で、「正式の式典でふざけていると感じる場面がある。礼儀をきちんとさせないとだめだ」と「しつけ」の必要があると指摘した。

 くまモンは会話ができない分、常に手足で感情を表現する。そのしぐさが「ふざけている」と映ったようだ。最近は公式行事にもひっぱりだこのくまモン。PRする県くまもとブランド推進課は「本人はサービスのつもりなのでしょうが……」と困惑気味。今後は「時と場所を考えた対応を教えます」。(安倍龍太郎)



「熊本県営業部長」の肩書きをもつ「くまモン」は、地味な風貌ながらも関連商品の売り上げが25億円にも達する凄腕らしいです。

知名度向上の戦略上の特徴として、細かなストーリーを作成するという点があったようです。


●「大阪へ出張する」との名目の下、道頓堀商店会や通天閣、万博公園など様々な大阪の名所に

  登場。その後少しずつ各種メディアを用いて、正体を明かしていく。

●名刺配布の最中に嫌気が差し、失踪事件を起こす。知事が緊急記者会見を開き、「大阪でくまモ

  ンを捜せ」キャンペーンを開始。


などなど特徴的なものばかりです。

その後、連日ブログやSNSなどで活動を報告しながら県産品のPRに飛び回り、また企業とのコラボレーション商品の開発も開始しているようです。


人気は1日してならずというか、独創的なアイデアと共に、常に動き回ることがすごく大事なのだと思います。


全国にゆるキャラが溢れていますが、1回予算をつけて、外注で専門家にデザインをしてもらい、あとはほったらかしという例がすごく多いのだろうと推察します。

その後継続的にPR活動等を行い、成果を生み出せるかどうかで、最初の投資が無駄になるか、生きガネになるかが決まるのでしょう。


守谷市にも「守犬」がサービスエリアに生息しています。

これも使い方によっては強力な武器にできないでしょうか。


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