格差以上の分離

1週間のフィリピン語学研修を終え、本日帰国致しました。
語学の勉強だけでなく、さまざまな意味で非常に良い体験でした。
最後の土曜日は授業がなかったので、街の中心街に出かけた際、いささか驚きました。

お店の人やタクシーの運転手さんらの言葉は、学校の先生や空港職員やショッピングセンターにいる人とはあきらかに違ってました。
英語をしゃべらない人もいましたし、しゃべる人もなまりが強烈で一瞬何を言っているかわからないこともありました。

日本の学生は出身地がどこでも、独特の共通のイントネーション、ジャパングリッシュがあり、聞くとなんとなくほっとします。
韓国出身の学生もいましたが、まるで違うイントネーションを持っていました。

私が体験したフィリピンの人たちの言葉のイントネーションの違いは、日本と韓国の学生の違いくらいはあるように感じられ、それは共通の言語習慣や教育が無いことを意味するように思います。
同じ国の同じ街の、車で20分くらいの間でそのような決定的な共通項の違いがあるというのは、最初私の感覚では理解することができませんでした。

それは「格差」とは次元を超越した決定的な分離です。
その中には、集団間の決定的な対立や不信のようなものも含まれているように思い、悲しく思います。
そして、それはフィリピンの人たちの日常的な選択にも原因の1つがあるように感じました。

フィリピンでは多くの人が信号を守りません。
クラクションを鳴らし続け、蛇行運転をし続けます。
タクシーは事前の値段交渉なしには乗れません。
街中では警戒を怠ると、ポケットの携帯電話を強奪されます。

そういった日常の行動の延長が、人々の間に必要のない対立や不信の生み、国民の分離を招いているのかもしれません。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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コメント

  1. 赤信号で止まると身の危険があるのでしょうか
    日本では組の抗争にでも巻き込まれなければ、銃を向けられることはありません
    犯罪者でも警官に発砲されることは皆無です
    駐車場をボーッと歩く歩行者と猛スピードで走る車を見るたびこの国は大丈夫か?と不安になります
    歩行者も車をコントロール出来ていない運転手も危機感が無さすぎです

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