イバラキ・ナショナリズム?その2

守谷市でのあらゆる選挙結果を投票率に着目してみますと、


①国政選挙の投票率は、全国平均と同等かやや高い(前回の衆院選はついに7割超)

②県知事選、県議会選の場合、2割から3割程度と猛烈に低い(他の選挙と同時の場合を除いて)


という傾向が見て取れます。


県知事選、県議会選の投票率は低いのは、市民の政治意識の低さが原因ではありません。単に茨城県政に興味が無いだけと思われます。


これは無理の無いことでありましょう。

ほとんどの人は地元か、TXを通じて東京方面に生活拠点があり、水戸などにはまず行きません。県議会や知事を身近に感じることはないでしょう。むしろテレビ等を通じて国政の方がより身近に感じるはずです。


つまり共通するナショナリズム(県単位ですが)が、守谷と例えば水戸では存在しないわけです。共通の基盤に立っている意識が無ければ、財源や政策を共通させた建設的な議論ができず、ただの対決になってしまいます。


しかも、この状況はおそらく改善不可能です。

道州制だなんだと政治環境が変わったとしても、水戸よりも東京の方が近いという現実は1ミリも動かないからです。


繰り返しますが、市民の政治意識はむしろ高い方です。

したがって市民に「罪」はありません。単に制度的な「線引き」が間違っているだけです。


よって何かをしなければならないと思います。必ずです。


今の所は、政令指定都市しか無いと思うのですが。



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