成田カジノ構想、経済効果は「5年で1兆円」 三菱総研
成田空港周辺にカジノを中心とした複合的な施設を建設する構想について、千葉県から調査を委託された三菱総研が5年間で1兆円の経済効果が見込まれるとの中間報告をまとめた。成田市内で18日に開かれたカジノ構想に関するシンポジウムで公表した。今年度中に最終報告を県に提出する。
空港を生かした経済活性化を目指す県が1500万円をかけて調査を委託。報告では、20ヘクタールの敷地に中低層の施設をつくり、カジノに歌舞伎や温泉の施設を併設するA案と、50ヘクタールに高層の大規模な施設をつくり、遊戯施設やショッピングモールを併設するB案が示された。A案では年間173万人、B案では同243万人が訪れるとした。
経済の活性化は財源確保の本当の解決策であると思います。
そして、カジノによる活性化はいくつか例があり、宣伝や経営をうまく行うことが出来れば、経済的に有効なものになるでしょう。
カジノは言うまでもなく、ギャンブルの1種です。
合法なものでは、パチンコや競馬、競輪などがあります。
パチンコはなんと28兆円産業だそうです。
経済的な効果はたしかにありそうですが、問題はギャンブル依存症などの病気の問題があると言う点です。
特にパチンコにおいて患者が多いようです。
これは毎日開いているからかもしれません。競馬は土日だけですし。
ウイルスなど明確に除去できる原因ではありませんので、治療が難しく、
また家族をはじめ周りをも傷つけるという点も大きな問題です。
これを自己責任と片付けることもできます。
実際にいままでは、世論全体としてそのように片付けてきたのかもしれません。
しかし、例えば麻薬や覚せい剤を「自己責任」で片付けて野放しにすることはできません。
この理由は、意志の力だけで、薬物の依存症に対抗できる程、
人間は強くできてはいないということではないでしょうか。
同様にギャンブル依存症などについても、同じように考え、ある程度強権的に規制し、
保護する必要があるのかもしれません。
もちろん規制等のやりすぎは厳禁です。
公権力により、人の生活や心が脅かされるような社会はゴメンです。
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