http://sankei.jp.msn.com/region/news/121110/tky12111021090013-n1.htm
若者の関心向上に役立つか 都選管がフェイスブック活用へ
東京都知事選(29日告示、12月16日投開票)の若者の投票率向上を目指し、都選挙管理委員会は交流サイト「フェイスブック」に専用ページを開設することを決めた。26日に開く。都選管は「仲間が投票にいくなら自分も、と投票拡大につなげたい」としている。
前回知事選の投票率は57・8%だったのに対し、34歳以下は50%未満と、若者の選挙への関心の低さが目立っている。
フェイスブックの専用ページには啓発イベント告知、立候補受け付けや期日前投票の様子などリアルタイム情報のほか、「過去の最多得票は?」など“知事選豆知識”も掲載し関心向上を狙う。
また、都選管は10日、区市町村選管と知事選準備の会議を開催。正確で迅速な開票作業などの実施を確認したほか、早期衆院解散の可能性が高まるなか、「総選挙のシミュレーションもしていただきたい」とも要請。区市町村側からは「人員が不安」「同日選にならないよう願う」などの声が上がった。(産経ニュース)
特定の「選挙」に特化したフェイスブックページというのは斬新な試みですね。
宣伝チャンネルは多いのにこした事はありませんし、少しでも有権者が興味を持ち、投票率が高くなった方が有権者の意志がより具現化され望ましいと言えます。
とは言え選挙管理委員会など「行政」による宣伝がどこまで有効か疑問に思う所もあります。
総選挙と同時という事もあり、テレビ等で散々話題にされていますし、少なくとも選挙があるのを知らないという有権者はまずいないと思います。
にも関わらず選挙に行かないというのはそれなりの理由があるのだと思います。
カンボジアで初めて選挙が行われたとき、有権者は早朝から並んで投票所が開くのを待っていたそうです。もちろん投票率もとても高かったそうです。
初めて投票行動により世の中に影響を与えられるようになって、直ちに選挙に行って世の中を変えたいという理由、多分生活や命に直結する切実な理由があったからだと思います。
わが国では多くの場合そこまで切実な理由が無い人が多いのでしょう。
それだけ相対的に幸せなのだと思います。
誰に投票しても変わらないと声をよく聞きますが、変わらなくても別に困らないのかもしれません。
確かにまじめに投票に行っても変わるかどうかはわかりません。
しかし、投票に行かなければ確実に変わりません。
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