本日、守谷市総務常任委員会は、海外若手アーティストの支援事業、アーカスプロジェクトに関する意見交換会(試行的な一般会議)を実施しました。
市役所職員やアーカスプロジェクトの事務局の方を交え、過去の実施事業や市民の反応などのエピソード、今後の在り方についてどう考えているかなど、幅広く情報交換、意見交換を行いました。
アーカスプロジェクトとは、県と守谷市より500万円、国からの助成金500万円、その他企業協賛金を含めて2500万円くらいの予算規模で、海外アーティストを招いて滞在型の創作活動支援を行っているものです。
これを例えば、費用対効果の視点で考えると、特に効果の面ではどう考えるか、判断が非常に主観的で難しくなると思われます。
短期的で、経済的なリターンを重視したとしたら、正直論外でしょう。
しかし、市の事業とはいえ、あまりに目先のリターンばかりでは、少し寂しいようにも感じます。
文化の育成、市民の芸術に対する素養の向上など、答えが出るまで長くかかるものであっても、粘り強く実施していくことで、最終的には市のブランド化などにおいて優位を保つことができるのではないか。
そのような視点も必要だと思います。
プロジェクトの知名度向上も課題ですが、全市的な交流の広がりを通じ、プロジェクトの在り方についても議論がされるべきと考えます。
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