本日は中央図書館にて、守谷市役所管理職会の講演会が行われ、参加してまいりました。
リブコム常任理事でもある田代順孝教授による、リブコム国際住みよいまちづくり賞の審査基準などの概要や世界で行われている街づくりについての講演でした。
昨年UAEで行われたリブコム賞は、現在「住みよい街づくり」に関する世界唯一の表彰制度であり、各自治体で行われた街づくりで培われた英知を共有しあい、さらなる発展と人々の幸せの向上を目的としています。
昨年守谷市は銀賞を受賞しましたが、やはり再度挑戦し、金賞を目指すべきと思います。
さらなる研究が求められます。
中国の都市はアピールの手法として統計を多用し、日本は総合計画、地域福祉計画などの計画に関して強いなど、国ごとに街づくりの特徴やくせがあるようです。
言語感覚や文化が異なれば、当然まちづくりに際して出てくるアイデアや発想も異なるはずで、そのような異なるものに触れ、化学反応を起こし、今までにない新しいアイデアを生むことができる。
それが国際交流の醍醐味なのだろうと思います。
リムコム賞に参加した都市はリブコムファミリーとも呼ばれ、以後さまざまな交流が行われているとの事で、実際に守谷の観光協会にも海外からの問い合わせがぐっと増えたようです。
リブコム賞の審査の際のプレゼンは英語で行われる為、言語感覚の違いなどから、英語を母国語としない我々は不利な面はあります。
プレゼン要員の育成など、国際審査ならではの環境に対する対応がより必要なのはもちろんですが、それよりもまずはに新しい情報やアイデアの収集、それによる街づくり政策の洗練について意識を持つべきなのではないかと思います。
良い街づくりがまずはなければ、プレゼン技術も生かしようがありません。
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