事務事業評価の意義

本日全員協議会が開催され、議会報告会の役割分担や事務事業評価の流れなどについて確認が行われました。
守谷市議会にとって初めての試みですので、手探りの部分も多く、活発な質疑応答がなされました。

守谷市議会としては事務事業評価に関し、総務委員会や議会運営委員会を主体に先進事例(茅ヶ崎市や多摩市)に視察に行って研究をしてまいりました。

その意味あい、目的は
抽象的に言えば「議会の活性化」
より具体的に言えば「予算編成に対して議会が一定の強制力を発揮すること」
にあると考えます。

その為に必要なのが、議会として(議員でも会派でもなく)、各事務事業について廃止・縮小・拡大などの方向性を含めて評価をすること、何よりもその内容を「議決」することです。
来年3月の予算審査において、議会としては過去に自分たちがした「議決」を無視して採決することはできません。
仮にそこで「議決」を無視した予算案が出てくれば、必ず修正がなされることになります。

評価の過程においては、如何に全員の意見を反映させる形にし、「議決」に正当性や重みをもたせるかがポイントと思いますが、意見のとりまとめがしやすいなどの技術的な部分も考慮してうまいやり方を考えなくてはなりません。
委員会や会派の構成によっても柔軟に変えなくてはならないと思います。
先進自治体でも毎年のように少しずつやり方を変えているようであり、守谷市議会においても試行錯誤が必要かと思われます。

議会報告会と違って内々の話にはなりますが、議会活性化のためには負けず劣らず重要な効果を持つと考えております。
しっかり意見交換しながら今後も研究してまいります。

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