【ブエノスアイレス=読売取材団】2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市を選ぶ国際オリンピック委員会(IOC)総会が7日(日本時間8日)、ブエノスアイレスで開かれ、IOC委員による投票の結果、東京に決まった。
20年大会の招致レースは、東京とイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)の3都市が横一線のまま最終選考に突入。「安全、安心」「確実な運営」を訴えた東京が、イスタンブールとの決選投票を60対36の大差で制し、16年招致に続く挑戦で、1964年以来、56年ぶりとなる夏季五輪の開催を勝ち取った。日本での五輪開催は、72年札幌、98年長野の冬季五輪と合わせて、4回目。
東京は競技会場が集中するコンパクトな開催計画や高い輸送能力、4000億円の積み立てなど高い開催能力をアピールし、「イスラム圏初の五輪」を目指したイスタンブールを退けた。
(2013年9月8日20時04分 読売新聞)
とても喜ばしいことでうれしく思います。
56年前の東京オリンピックの準備として、国立競技場や日本武道館、東海道新幹線や首都高速などのさまざまな施設やインフラが整備されました。
それらの設備は現代の私たちにとっても欠かせないものになっています。
バブル崩壊以来、公共事業に対する風当たりは強くなっています。
確かに無駄な工事の為の工事のような公共事業は忌むべきものですが、「悪い公共事業」があるのであって、「公共事業がすべからく悪い」わけではありません。
将来へ向けての投資、未来の夢を作るような事業は必ず必要で、現代の私たちにもそれは必要なことです。
今回のオリンピック招致がそのよいきっかけにもなればと思います。
コメント
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オリンピックよりやるべきことがあるとの批判があるようですが、慎太郎元知事の考えを猪瀬知事が受け継いだだけで、東北復興とは別の問題だと思います
今回立候補しなかったら、前回からの労力、資金が無駄になり、猪瀬氏も公約違反になります
世界が注目するなか復興と汚染水の問題が急展開することを期待しています