聯合ニュース 12月25日(水)15時17分配信
【ソウル聯合ニュース】日本政府が南スーダンで国連平和維持活動(PKO)を展開する韓国軍への銃弾提供を過剰に広報していることと関連し、韓国政府が強い遺憾の意を示し、政治問題化しないよう求めたことが25日、分かった。
韓国政府関係者によると、国防部は24日に外交ルートを通じ、日本側に対し、軍事的な事案が政治問題化すれば相互信頼に基づく韓日軍事協力関係に否定的な影響が及ぶとし、「日本側で政治的に飛び火しないよう努力してほしい」と伝えたという。
妙な方向に政治問題化させているのは韓国政府ではないのかと感じます。
官房長官談話などによると
・韓国隊の隊員及び避難民の生命・身体を保護するために一刻を争う事態であった。
・韓国隊が保有する小銃に対して適用可能な弾薬を保有する部隊は日本隊のみであった。
などの点から、緊急の必要性・人道性が極めて高いとの判断の上、小銃弾1万発の提供を決断したとのことです。
かつてなかった事態でもあり、今回のケースを通じて武器輸出三原則等の妥当性の問題など議論が起こっているようです。
議論が深まることはわが国にとって良い事となると思います。
以上は日本の話でありまして、韓国にとっては自国の軍隊の危機でもあり、南スーダンの平和維持といった本来の目的と合わせて、人の命の問題ですので、そこが第1に気にされるべきではないかと思います。
しかし、韓国紙中央日報は「結果的ではあるが安倍政権が掲げている『積極的平和主義』の正当性を韓国が『広報』する役割を果たしたという点だ」などと批判を展開しており、このような批判に配慮する形で、韓国政府の不可解な反応に繋がっているとの見方もあるようです。
当然ながら気にすべきはそのような所ではありません。
これでは、現地で命を懸けている韓国軍の人たちがあまりに哀れに思います。
妙な方向に「政治問題化」しているのは韓国政府ではないでしょうか。
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