タブレット端末を利用した議会のペーパーレス化について、先日神奈川県逗子市に視察させて頂きましたが、守谷市議会でも検討が始まっております。
どこの議会でも同じだと思いますが、議案書や予算・決算書、委員会などの召集通知、行政報告書等、紙資料がとても膨大です。
溜まっていく一方で、後から必要な資料を探すのは時に手間がかかります。
タブレット端末や関連ソフト等が充実していく中、議会活性化に向け検討が有効です。
【メリット】
・紙代の削減効果。
・資料の配布や送信の手間、人件費が削減できる。
・資料がかさばらない。行政計画を含めた多くの資料を常に持ち歩くことができる。
・日時やキーワードなどから目的の資料や会議録をすばやく検索できる
【デメリット】
・操作方法などの教育研修が必要。
・ペーパーレス化を前提とした資料のデータ化が必要
・費用面ペーパーレス化の度合いによっては、パソコンなどへの投資が必要。
・端末モニター1枚分の資料しか並べられない。作業領域が狭まる。
このような所が思いつきますが、基本的にはメリットの度合の方が大きいのではないかと感じています。
しかし、デメリット中の作業領域が狭まる点については、注目すべき点です。
画面の領域が2倍になると作業効率は約33%向上するというデータもあるようですが、作業領域が狭まると作業効率も落ちると思われます。
特に予算・決算審査の際には、複数の資料を並列させる場面もあり、この点に関しては逗子市の方も課題として言及されていました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。