本日午前中は全員協議会が開催され、執行部からの報告や説明等がなされました。
その中でも、住宅リフォーム資金補助金交付事業について。
この事業は平成26年度からの新規事業(予算規模500万円)で、市内の施工業者を利用して一定のリフォーム工事を行った場合に補助金が支給されるものですが、その実施要綱や細かい指針などについての説明がなされました。
●事業の目的は地域経済の活性化ですが、活性化すべき業種は数多く考えられ、なぜリフォーム業者なのかという点は説明が必要です。この点、リフォーム業界に対する緊急性の有無をどのように判断したのか、調査内容を尋ねましたが、そういった調査は行っていないとのことでした。
●また、500万円の予算支出に対して、乗数効果を考慮して、どのくらいの規模の経済効果が出ると計算しているのか、これも算定していないとのことでした。
●対象は市内施工業者を利用した場合とのことですが、営業所等が市内あれば良しとする方針とのことで、本社機能が市外にある大企業にお金が流れてしまう可能性が懸念されます。
他にもさまざまな疑問がある事業ですが、予算が成立した以上は、あとは良い形で行うしかありません。
要綱等の内容については、これからも検討の余地はあると思いますので、少しでも良いものにできるよう建設的な議論が行えればと思います。
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