昨日に引き続き、決算審査の続きが行われ、本日で決算議案関連の審査は終了しました。
トータルに疑問に感じる点がありましたので記します。
決算や予算の審査がありますので、3月や9月の議会は議案の数も多くなり、審議しなければならない内容も増えます。
無制限に執行部を審議のために拘束し、市民サービスに悪影響を及ぼすわけにはいきませんので、ある程度は決められた時間内に審議を終えなくてはならないのは当然です。
しかし、審議のために審査期間が定められているのであって、審査期間を守りたいという意識が強くなるあまり、十分な審議内容が制限されるようなことがあっては本末転倒です。
あくまで個人的が感覚ですが、円滑進行を重視するあまり、質疑などを行うことが抑制されるような雰囲気もあったようにも感じます。
質疑のために手をあげた委員が質疑の前に「すみません」と言う場面もありました。
また、他の委員の質疑を受けて、他の委員による追加の関連質問を抑制するべきではありません。
会議に臨んで事前に各委員が事前に資料の読み込みを行い、疑問点を準備した上で会議に望むのは当然のことですが、事前に準備した質疑以外はまかりならんとなってしまっては、皆で集まって会議をしている意味がありません。
会議とは事前資料に基いた予定調和だけでなく、現場のやりとりを受けての「瞬発力」や「化学変化」というものも重要です。
それらを重視しないのなら会議ではなく、書面にて執行部と質疑・回答のやりとりをすれば良いとなってしまう可能性もあるように思います。
少なくとも議長や監査役を除く全議員が集まって会議をする意味は薄まります。
会期日程は伝統のようになっており、時期・長さ共にだいたい一定です。
しかし、(あくまで私の感覚ですが)会期日程が十分でないあまり、審議が抑制されるようなことがあるのなら、事前に執行部との調整の上、いつもより長い会期を組んでおけばよいのではないかと思います。
合理的な理由があれば、何も常に同じやり方を続ける必要はありません。
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