総務常任委員会の視察・研修

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昨日、今日と総務常任委員会の視察・研修へ行ってまいりました。

①長野県佐久市「生活交通ネットワーク計画について」

民間事業者による路線バス、市営の市内巡回バス、スクールバス、デマンドバス等を組み合わせた公共交通ネットワークの全体像に関するお話を伺いました。
どんな交通手段にもメリット、デメリットがあります。
国の補助金や民間交通機関との共存の仕方など、市民の感想も含めれば、非常に変数が複雑な作業ですが、守谷市の10倍以上の面積において、7000万円程度の予算規模で維持されている点など、非常に苦労と努力が感じられ、とても勉強になりました。
守谷市の場合、便数が非常に多いこともありますが、モコバスの運営に9000万円ほどかかっております。
研修をうけ、委員会として新たなアイデアも出せそうです。執行部との意見交換等行い、より良い形がつくれればと思います。
 

②長野県松本市「指定管理者の第3者モニタリングについて」

守谷市の場合も公民館の運営など、複数の事業において指定管理者制度導入による民間活力の導入を図っております。
松本市の場合は、指定管理者導入後の「評価」について、指定管理者本人や行政による評価に加えて、第3者による評価を行っております。
公募による委員会方式ではなく、入札により選定された民間シンクタンクに評価を行ってもらっているそうですが、やはり行政による評価とは目のつけどころが違う点も多く、とても参考になるようです。
また、そもそも指定管理者制度に適合する事業は何か、あまり合わないと思われる事業は何かなど、さまざまな角度から意見交換も行うことが出来ました。
ちなみに、守谷市のように公民館を指定管理者にするというのは、松本市的には、かなり反発が予想されるようで、かなりの驚きだったようです。全国的にもレアケースかもしれません。
制度導入だけでなく、導入後の評価をきちんと行い、PDCAサイクルを機能させることが重要で、そのような点から参考になる研修でした。
 
 

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