平成26年の終わりに

今日で平成26年も終わりです。
多くの方のご協力のおかげさまで、大きな事故等もなくたくさんの活動を行うことができ、とてもやりがいのある楽しい毎日でした。
議会の内外において、いくらかは形の残る成果も残せたように思います。
改めまして、皆様に感謝申し上げます。
 
政治の世界は、人のダークな部分に触れることも多く、ある種の戦いの場でもあります。
事前の根回し等も無く、突然に議案等が上がってきて、瞬間的に判断しなくてはならない場面もあります。
また、詐術を見抜く眼力、自分の意思を的確に伝える言語能力、アウェイな空気に負けずに一人で主張する勇気など、そういったある種の「戦闘力」が求められます。
私もこの世界に入って3年弱がたち、このような「戦闘力」の面ではある程度成長できたと思っております。
しかし、その過程で失ってしまったものもあるのかもしれない。
ある政治の世界とは無縁の市民の方に対し、意見の相違があり、そこは良いのですが、ついつい議会的ないつもの感覚で「主張」を行ってしまった所、その方を大いに傷つけてしまったことがありました。
どれだけ冷徹、合理的に強い主張をぶつけられても、それだけで傷ついてしまうようなやさしい、そんなまっとうな神経の持ち主は政治の世界にはなかなかいません。
悪い意味で業界の空気に染まっていたのではないか、普通の感覚から離れてしまっていたのではないか、そのような事を考えされられました。
ある種のプロであることは必要だと今でも思っています
と同時に浮世離れした業界人になってしまって良いのかとも思います。
来年は、想いや信念、技を磨くと同時に視野を広げていくことを意識してまいります。
 
 
 

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