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ウェブ上で話題になっている犬の殺処分に関する絵本です。
読むとかなり厳しくものがある内容ですが、現在のわが国において確実にある現実です。
私は、笠間市にある茨城県動物指導センターで、実際に殺処分が行われるシーンを見たことがありますので、この絵本を読むとその時のことが思い出されます。
その時殺処分された犬たちは、処分機の中に追い立てられ、大人しくお座りしていましたが、何かこれから起こることが分かっているような表情だったのが印象に残っています。
炭酸ガスが注入されると、まず下半身から小刻みに痙攣が始まり、だんだん立っていられなくなって倒れ、動かなくなるまで1分か2分くらい。その後焼却施設に落とされていきました。
ちなみに遺灰がつめられるのは、何とドラム缶です。
臭い物に蓋と言われますが、なるべく皆が見ないようにしている我々の痛みでもあります。しかし、誰かがきちんと見なければなりません。
わが守谷市や茨城県においては、関係者の方のご尽力により、ずいぶん状況は改善してきましたが、まだ「殺処分?何のことですか」という反応の人も多いように思います。
極論ですが、県議会の方々全員に殺処分シーンをその目で最初から最後まで見て頂ければ、大きく問題解決に向けて動くのではないかとも思います。
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