この問題は風化させてほしくないので、記します。
昨年、東京都議会で「女性蔑視やじ」を行った鈴木章浩議員が、自民党会派に復帰されたとのことです。↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150630/k10010133131000.html
ここが驚いたのですが、会派や都議会全体として、何かしらの総括が行われたかと思えば、同問題を受けてできた議員連盟は有名無実で、一度たりとも勉強会すら開れていないとの事。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061802000244.html
何と言いますか、1年たって、もうほとぼりが冷めただろうという思惑以上のものが見いだせないのですが、最初からこうするつもりだったのでしょうか。
この問題は、女性蔑視の問題に加えて、ヤジという不規則発言によって圧力を加え、会議をコントロールしようとする、一部議員の体質、打ち破らなくてはならない古い伝統の象徴のようにも感じています。
堂々と「議長!」と言って手を挙げて、つまりは議事録にもきちんと残して、反論されるリスクを背負って発言するならば、内容が同じだったとしてもまだ潔さがあります。
それをやる覚悟もないから、ヤジというごまかせる手段を使おうという発想は、本当に情けないと思いますし、政治家は皆そんなものだと思われたとしたら、政治不信を助長しかねません。
「地方議会は~」と一律に批判されることも多いですが、私の知っている範囲でも、議会の雰囲気等は自治体によって千差万別で、一律に論じれる問題ではありません。
ちなみに、守谷市議会では誰もヤジなど行いません。
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