本日は、オープンしたての取手ウェルネスプラザにお伺いし、取手市議会主催の勉強会に参加してまいりました。
明治大学公共政策大学院教授の青山 佾氏による、ニューヨークやロンドンなど世界の街づくりの現状と比較しながら、今後のわが国の街づくりに関する内容の講演でした。
論点はさまざまありましたが、東京都の副知事も経験された青山氏の体験も通じ、
・21世紀の都市においては、効率性だけでなく快適性(コンパクトシティ=密度が高い)が重要。
・ロンドン市民の3割は移民。日本人の多くは恐らく移民に対しては否定的であり、ロンドンとは違った成熟社会をどう迎えていくか。
・シンガポールの衰退の兆候。背後にものづくり拠点がないと厳しいのではないか。
・農地は増やすべきか。農業においては生産性が上がると販売価格が下がり、経営が厳しくなる。
などなど論点はさまざまありましたが、東京都の副知事も経験された青山氏の体験も含めてお話し頂き、時折の笑いを交えながらの講演となりました。
取手ウェルネスプラザの在り方については、実際に見た範囲でもいくつかの疑問はありますが、できてしまった以上、役立てて頂くしかありません。
駅前活性化の事例の一つとしても、今後注目していきたいと思います。
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