「経営者の視点」が強い気が・・・

IMG_0618

以前に別の街で同様の広告を見ましたが、地元の某牛丼チェーン店(といってもバレバレですが)の求人広告でも、時給1000円からとの事で驚きました。私の若いころと比べて時代が変わったなあと感じます。

この現状に対して「人件費が上がって嫌だなあ。」と見るか、「給料が上がって良かったなあ。」と見るかではずいぶん違いますが、どちらが抜け落ちてもいけない、双方に一理がある話だと思います。

 

一方で、マスコミなどを通じて発せられる言論空間では、どちらかというと前者の経営者的な視点の言論が多いように感じられます。

たくさんニュースを見て、本を読んで、多くの情報に触れる人ほど、経営者的な視点に多く接してそれが当たり前になる可能性が高いですが、これは片手落ちになる危険な事です。

働く人の視点を抜きにして、とことん経営者的視点を追求すれば、ひたすらリストラして人件費を削って、一時的にでも利益を上げて株主に配当できれば良いともできるかもしれません。ですが、最終的には自国の市場を滅ぼし、自分たちの首を絞めることになりかねません。

 

政府与党内で労働力の確保、移民政策の是非等に関する議論も重ねられているようですが、経営者の視点に偏った、国民に払う給料を「人件費」としてマイナスのようにしか見ない議論は避けてほしいと願います。

人口減少、国力低下のピンチなのは確かですが、見方を変えれば人手不足を補うために投資を行って生産性を上げ、さらに人数が減った分だけ、逆に国民一人当たりの所得を上げて、日本人みんながより豊かになれる社会を作るチャンスでもあると思うのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る