平成28年度決算審査が行われました

昨日、今日と平成28年度決算審査が行われました。

守谷市として財政的なピークが近く予測されておりますが、同時に経常収支比率が91%を超えるなど、総じて投資的に使えるお金がますます少なくなっています。
また、地方創生関連など国の交付金が関わるものは別ですが、純然たる守谷市の財源で行う新規事業は少なくなっている印象も受けました。
「何をやるか」ではなく、「何をやめるか」を考えていかなくてはならない厳しい選択の時代と感じます。
 
そのような状況ですので、税収や保険料等の確保は重要ですが、滞納分の中において不能欠損処理をしている案件、つまりは守谷市として徴収権を放棄する作業が行われている案件の中に疑問を感じるケースもありました。
保育所の入所負担金の中で、不能欠損処分している分が二十数万円ほど見受けられました。
詳細を訪ねるとその内1件は、商売を始めるためにお金が無いので分納をさせてほしいから話が始まり、その後分納の約束は果たされず、最終的には時効が経過し、不能欠損の判断に至ったというものがありました。
払わない方が悪いのは間違いありませんが、そもそも商売を始めるため~という理由を通用させて良かったのかと感じます。
もちろん、対人間の話ですし個々のケースで細かい事情もあるのでしょう。最終的には現場の専門家の判断に任せるしかありませんし、委員会で確認しただけで是非の全てを判断できるわけではないだろうとは思います。
とはいえ、かなり気になるケースです。今後のためにももう少し調べてみたいと思います。

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