「新守谷駅自由通路整備事業」に関しまして

本日で9月定例会は閉会です。
毎度のことですが、定例会中は結構気を張っています。
その反動か、定例会が終わると、特に閉会した直後にはガクッと気が抜ける感じがします。経験的に、このような時には風邪をひくことなども多く、気をつけねばと感じています。

今定例会で一番多くの意見が飛び交ったのが、「新守谷駅自由通路整備事業」に関してかと思います。
本事業は、新守谷駅のつくばみらい市側、開智学園のそばへ駅の上を超えて渡る為の橋、自由通路を建設するものです。
当初は守谷市の負担額が6000万円ほどになる予定でしたが、詳細設計の結果、工事費用が膨らむことがわかり、今定例会で1億2千万円へと増額修正をしたいとの補正予算が上がってきておりました。
私は疑問があり反対を致しましたが、議案自体は賛成多数により可決となりました。
当事業に関する議論を振り返りますと、総じて一般財源の出資者である守谷市民を置き去りにした論点が委員会においても大きな影響力を発揮し、可決の流れとなったように感じ疑問を抱いております。
 
1つに(仮に議案を否決して)予算執行を止めると、一度始まっている事業でもあることから、これはもう間 違いなく守谷市議会は、開智学園から告訴される、そのぐらい責任のある話であるといった意見がありました。
しかし、だからと言って、どんな増額修正でも追認するしかない。青天井の予算増額を守谷市民が負担しなくてはならないとしたら、これは実に理不尽な話です。
そもそも、国費を請求するためといった必要性がありましたが、平成28年度段階から概算の見積もりにて予算請求をし、まずは事業をスタートさせ、その後に増額修正を行うという選択は執行部の判断です。
そのような選択の結果、訴訟されるリスクが生じるので、後から疑問を唱えることができない。最終的にいくらかかっても認めるしかないんですよと、となってしまったとしたら、今後議会の存在意義もなくなってしまうと感じます。
 
もう1つ、色々な人脈の努力の上、やっと国費を付けて頂いたのに一度断ってしまうと、今後は守谷市に国費等が付かなくなってしまうのではないかという意見もありました。
守谷市民にとっての政策合理性を無視して、国や県が一度断った相手には補助金を付けないといった理不尽な対応をしてくる現実が仮にあるとしたら、そこに対して疑問を提示して、国などと戦うのは私たち守谷市議会、そして松丸市長を始め実行部の責務ではないかと思います。
ざっくばらんに表現をしまして、(例えば)国の機嫌を損ねるわけにはいかないので、守谷市民の皆さま6千万円が1億2千万円に増えましたけどどうか負担をして下さい。それで納得は到底頂けないのではないかと考えます。
 
 
 
 
 

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