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つくば 国際戦略総合特区に
総務省が22日に公表した、国際的に成長が期待できる産業を国が支援する「国際戦略総合特区」の全国7地域に、筑波大と県、つくば市が共同申請していた「つくば国際戦略総合特区」が選ばれた。
この特区は、次世代がん治療▽生活支援ロボット▽藻類バイオマスエネルギー▽世界的ナノテク拠点の形成の4分野で、筑波大や市周辺の研究機関などの科学技術を活用し、産学官が連携して、新たな産業を発展させることをめざす。5年間で総事業費約30億円のうち、国から最大で25億円ほどの補助が見込め、医療機器の臨床試験などに関する省令や農地転用の規制が緩和される見通し。企業の投資などで税の減免が見込まれることから、国内外の投資を呼び込み、日本経済をリードする拠点になることを関係者は期待する。
市と筑波大は共同会見を開き、市原健一市長は「研究学園都市が、基礎研究から実用へと新たな段階を迎えたと実感している。期待にこたえたい」と話した。山田信博学長は「大学がハブ役(拠点)になり、特区を通じて研究機関や行政とともに社会貢献に努めたい」と話した。
このような夢のある話題が今の日本には必要です。
不景気→財政難→節約→ますます不景気
悪循環の今日この頃ですが、節約だけではいかにも後ろ向きです。
(日本はもう成長しないとまで言う人もいます。もちろん大反対です。)
使うべき所にはお金を使い、将来の成長につなげていく準備は、どんな経済状況でも行っていかねばなりません。
特に、最先端科学の分野では、民間にまだ市場が存在しませんから、公的に投資を進めていくしかない部分があると思います。
今回の特区案は、それらを促進するものです。
また、規制緩和も盛り込まれているので、民間からの資金、アイデアの流入も見込めます。
合わせて、茨城県のブランドイメージ向上にも一役買ってくれることでしょう。
これからは地方自治の時代ですから、国まかせでなく、基礎自治体単位での、取り組みが大事になってきます。
そして、その基礎となるのは、悲観に囚われない明るさ、強さなのだと思います。
フランスの哲学者アランの言葉です。
「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」
麻生元首相や小泉元首相も上記の言葉を引用したことがあります。
我々も負けてはいられません。
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