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市議会議員になって1年たちますが、私の経験では例えばこの本に出てくる「少数意見の留保」というものが利用された記憶はありません。
「少数意見の留保」
①議案に対して意見を述べたが、少数で廃棄された。
②出席委員1人以上の賛成者がいる。
上記を満たせば、本会議における委員長報告の際、少数意見の報告も同時にされるというものとのことです。本会議という最も公開性の高い場で、議案の採決結果と反対の意見表明がなされるというのは、議論の活性化に有益かと感じます。
少数意見は、採決前に討論して終わりという印象を持っていましたが、実はやり方は他にもあり、まだまだ勉強が必要と痛感します。議会において繰り出される「ワザ」がさまざま増えれば、議論も活性化します。
信頼される議会とはそのようなものだと思います。
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