本日は、藤沢市にございます湘南ロボケアセンターを視察致しました。
つくば市に本社があるCYBERDYNE社が開発した自立動作支援ロボットスーツ「HAL」を利用したリハビリ支援施設です。
「HAL」は動作意志を筋肉に伝える微弱な電気信号を読み取って動作する仕組みとのことでした。
脊髄損傷などの麻痺のある方でも、「HAL」を利用して歩行支援し、歩くという体験・感覚を脳に繰り返し伝えることで、麻痺により弱くなった脳からの信号の伝達能力が回復し、歩行が回復した例があるそうです。
実際に腕を動かせばロボットアームが動くのはもちろんですが、原理上は動く意志だけ、電気信号だけでもアームを動かすことは可能です。
スタッフの方が実演してくれましたが、実際に自分の体は全く動かさずに、アームを激しく動かしていました。
私も挑戦してみましたが、意志だけではほんの少ししか動かせませんでした。
電気信号伝達にはどうも慣れも必要なようです。
少し、某アニメの「ファンネル」を思い出しました。
藤沢市では、当施設を利用してのトレーニングに対する助成制度があるそうです。
地域の高齢者福祉の一環として、このような最先端の器具の利用も視野に入れて制度設計していかなければなりません。
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