問題の指摘よりも解決策

とても冷たい雨やみぞれの降る日で、我が家の犬もコタツで丸くなっている一日でした。
つくばみらい市議会が主催の研修会に参加してまいりました。
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NHK解説副委員長の城本勝氏により、議会改革や地方議会のあり方に関する講演が行われました。
城本氏はマスコミの世界の方ですが、総じて問題意識の中枢、少子高齢化を前提とした自治体経営の課題、議員と市民との距離感、親近感の欠如などは共有するものが多いと感じました。
・地方議会の情報公開、議事録や動画を公開などは進んでいるが、だれも見てくれない。情報公開は当たり前であり、如何に見てもらうかのほうがはるかに重要。
・財政的な事情からコンパクトシティを目指さざるを得ないが、地域性を切り捨てる面がある。如何に調整するか。
「不利益の分配」こそが議会の仕事。如何に説得するか、我慢してもらうか、議会にしかできない仕事がある。
・議会報告会にシナリオは作らないほうがよい。事前準備なしで本音をぶつけあうべき。
多岐に渡るするどい指摘を頂きました。
また、マスコミは基本的に無責任。うまくいかないとき、悲観的なニュースの方が「売れる」という現実に引きずられるマスコミにも問題があるなど、ざっくばらんなスタイルでお話し頂きました。
ある意味自虐的ですが、マスコミの立場からそのような話を頂けるのは、ある意味頼もしくも感じました。
 
 

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