優先順位の決断

今度の2月から3月にかけて、インターン生の受け入れを行う予定で、昨日はつくば大の学生さんたちとお話をさせて頂きました。
面接はお互いをよく知るのが第一の目的なので、部活動の話などに始まり、なぜ議員インターンに興味を持ったかなど、ざっくばらんに幅広くお話させて頂きました。
とは言っても、話が進むにつれて職業柄か多少暑苦しくなりまして、政治の本質の一つは「優先順位の決断」ではないかという話も申し上げました。
誰かの要望はやると決断し、同時に他の誰かの要望はやらないと決断すること、つまり必ず誰かに批判される役回りなのだと申し上げました。
あらゆる人の要望をあらゆる規模で実現できればそれが一番良いですが、予算・時間・人員等の制約からそうはいきません。
要望だけぶん投げて、それは市民の声だと正当化し、にも関わらず全体の調整はどこかの誰かがやってくれるだろうと期待するのは、少なくとも歳費をもらう価値のある仕事ではありません。
学生さんにはいささか濃い、暑苦しい話だったかと、あとで少し後悔しましたが、後ほど、お礼のメールなど頂戴致しまして、この点も含めて適格に消化頂いているのにいささか驚きました。とてもありがたく思います。
私にも先輩から引きついだ想いといいますか、精神的DNAのようなものがあります。
より若い世代にも少しでも、想いを渡すことができればと願います。
 
 
 

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