地方議員のつぶやきその㉞ 「時間軸」

地方議員のつぶやきその㉞ 「時間軸」
国や自治体を借金まみれにしてでも現在の利益を追求したり、自然環境をを破壊しつくしてはならない。
要するに今が良ければ良いと、未来の子ども達に迷惑をかけるような政策をしてはならないという話ですが、これに反対する人はまずいないと思います。
そして、迷惑をかけてはならない「軸」は未来だけでなく、「過去」に対しても同様なのではないかと良く思います。
今が良ければよいと、先人に対して顔向けできないなあと感じることをしてはならない。
明治維新の時が典型ですが、私たちのご先祖は自分や一族の利益のみに執着することなく、時に自分たちの既得権益を自ら否定するような「上からの改革」ができた人たちです。これができる国は世界史的にも稀有なように思えます。
こういった感覚が政治イデオロギーでいう「保守」というやつなのではないかと思いますが、パーセンテージの度合いはともかくとして、全く「保守」を重視しない政治家などいるのかとも思います。
「保守」たる政治家というのは、例えば憲法問題に対してはこう考えるべしといった、パターンや作法のようなものが協調されることが多いですが、別に思考回路を人から強要される必要もありません。
単に先人の善意を信じ、理解しようとし、負けないだけの善意を持って仕事に取り組めばよいのだと思います。
細かい思想は自分の言葉と感覚で語ればよいことです。

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