地方議員のつぶやきその⑧

議会における議論は、市民生活の向上という目的の元に、その内容やロジックを噛み合わせるべきものです。
また、決まった結果だけでなく、議論の過程をオープンにし、論点を市民に公開する点に関して、もっと敏感にならなくてはなりません。
例えば、密室(記録が残らない)で根回しをしてすべてを決めておき、表舞台では形式的な議決をする。
ヤジなどの発言者が特定できない手法で反対者を威圧するなどの手法は、卑怯であるとともに、市民から議論の経過や論点が見えないという点においても、罪深いものだと思います。
仮に議員=特権階級=「密室で決める権利を持つ人達」なのだという、危険な本音を持っていたとしても、普段からそのようなことを公言する勇気があればまだ良い。
しかし、表では「議会改革」「基本条例の制定」「市民目線で」などと言っていたとしたら、それは表と裏を使い分ける、ある種の詐術になってしまいます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る